高原、鈴木と和解 バカ呼ばわり騒動”一件落着



写真誌が報道

ドイツ・ハンブルガーSVに移籍する日本代表FW高原直泰が3日、ドイツへ向け出発。高原のほかにレジ−ナの中村俊輔、ゲンクの鈴木隆行も出国したが、高原と鈴木と言えば、昨年暮れに発覚した舌禍騒動で完全亀裂が入ったと思われていた2人。しかし、既に”手打ち”していたことが判明。懸念されていた日本代表の空中分解という最悪の事態は回避された。
 高原の”舌禍騒動”とは、フラッシュに報じられたバカ発言。高原自伝本「ゴールゲート」のゲラを入手したフラッシュが、高原が鈴木をバカ呼ばわりした内容を暴露した。

電話で事情説明

 この”バカ発言”に高原サイドは事実無根と主張。法的措置も辞さない構えを見せれば、「ねつ造はない」と光文社も真っ向から反論。騒動は今月31日に発売を予定していた高原本の発売延期が決まり、鈴木の所属元である鹿島アントラーズが事実確認に乗り出すなど拡大する一方となっていた。
 そんななか、渦中の2人が欧州に向け、同日出発した。高原がパリ経由でドイツへ向かった直後に鈴木が成田空港へ到着。あわやニアミス寸前だっただけに報道陣は色めきたったが、高原関係者は「当人同士のレベルでは、もうわだかまりはないハズです」と騒動が解決したと話す。
 同関係者によれば、昨年末にベルギーから帰国した鈴木に高原が直接、電話で事情を説明し、誤解を解いたという。発言の真偽をめぐっては、高原サイドは法廷で決着をつける構えだが、関係悪化を懸念した高原が早く動いて”手打ち”したというわけだ。


(東京スポーツ01月05日版)